2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「鉄槌!」いしかわじゅん 角川文庫

もう1冊、昨年読んだ不条理な法廷闘争を綴ったノンフィクションを紹介。 漫画家・いしかわじゅんは厳寒の山中、夜行スキーバスに置き去りにされる。後続のバスに 拾われ事無きをえるのだが、置き去りにしたバスの運転手も乗務員も謝罪しようとしない。 怒り…

「ぼくは痴漢じゃない! 冤罪事件643日の記録」鈴木健夫 新潮文庫

会社員、鈴木健夫はある朝の通勤電車で女性に突然「触ったでしょ!」と腕を掴まれる。 潔白を証明するつもりで駅の事務室からパトカーに乗せられ警察署へ…。その後の とんでもない理不尽な体験を描くノンフィクション。第一部が鈴木健夫氏本人による 手記で…

「ビタミン」すえのぶけいこ 全1巻 講談社別冊フレンド・コミックス

懲りずにすえのぶけいこ、また読んじゃったわけ。ところが―― 受験を目前に控えた中学3年生鑓水佐和子がイジメのため不登校に追い込まれ…前半は ほとんど「ライフ」と同じ話。コンパクトな作品のため「ライフ」のように描写が暴走して ないからイジメの場面…

「ライフ」 すえのぶけいこ 1〜4巻 講談社別冊フレンド・コミックス

久々の少女漫画。今月の「本の雑誌」(9月号)に「イジメ」をテーマにした漫画と 紹介されてたので興味を持ったがとんでもないものを読まされちゃったよ。 受験のトラブルで親友を失いリストカット癖のある少女・歩(あゆむ)が入学した高校で エスカレートして…

庭のメダカが…

日に日に獰猛になっていくんだけど水槽覗いてみたらなんだか小さいのが数匹…子供だ。 なんと7、8匹がお腹に卵どっさり抱えて泳いでいる!!物凄い勢いで餌食べると思ったら もう繁殖するのか。暑さのあまり何匹か死ぬかも…と思ってたらそれどころじゃなか…

「永遠も半ばを過ぎて」 中島らも 文春文庫

写植屋・波多野、三流詐欺師・相川、出版社勤務の女性・宇井彼らが「謎の原稿」を種に 仕掛ける大事件の顛末。三人組がそれぞれ「おれ」「僕」「わたし」と語り手が幾度も 入れ替わり一つの物語が出来上がっているのが不思議な効果を出していて、波多野が薬…

「サムライチャンプルー」十話「以毒制毒」 関西テレビ

昨夜の放送でやっと観た。あーあ九話も見逃してんのか…。コミック版と較べるとかなり クールな雰囲気だね。もうちょっと主役三人の掛け合いが見たかったかも。まあその辺は 次週に期待か。チャンバラシーンがカッコ良いけど今回なんで主人公が勝てたのかよく…

「ジョジョの奇妙な冒険Part4 ダイヤモンドは砕けない」荒木飛呂彦 集英社文庫コミック版

「お前、今頃何の話を…!?」と思われるかも知れないがおれはこの作品文庫で追いかけて いるんだよ。(ついでに言うと週刊少年ジャンプを今まで一度も買ったことがない) 一部二部三部ときて、この四部が最も好きな作品となった。舞台の杜王町に潜む殺人鬼を …

「サムライスピリッツ」全2巻 島本和彦 講談社

勢いでもう一丁時代コミック、今度はゲームのコミカライズ。ブックオフで1冊100円で 入手。島本和彦は「吼えろペン」「逆境ナイン」などあまりの熱血ぶりに読んでいると 爆笑と感動が押しよせてくる漫画家でこの「サムライスピリッツ」では原作物のせいか、…

「サムライチャンプルー」壱ノ巻 原作manglobe 漫画ゴッボ★マサル 角川書店

時代ものが読みたい気分だったので期待せず買ったのだが描き殴ったような勢いのある絵、 イージーな展開が豪快。様々な時代劇の王道パターンが何度も出てくるのに主役3人組が ぶちこわしにしていくのがなんとも可笑しい。アニメのコミカライズなのか、えー…

「鬼剣衆―妖藩記」菊地秀行 光文社カッパノベルズ

信州の山間の小藩、夕城藩を舞台に道場「神影館」の師範、紫暮左近・右近の活躍を描く 「妖藩記」(カッパノベルズ)シリーズ第2作。前作は連作集だっだけど今回は長編。 菊地秀行は最近、時代劇作品を精力的に書いていて今のところ、どれも面白い。 その中で…

「マッハ!!!!!!!!」

道頓堀東映にて昨日観賞。プラッチャヤー・ピンゲーオ原案・製作・監督。 トニー・ジャー主演のタイ映画。タイの田舎村から守護仏像が盗まれる。村人のため 立ち上がった青年ティン(トニー・ジャー)は仏像奪還のためバンコクへ旅立つ。基本的な お話はこれだ…

「えびボクサー」

マーク・ロック脚本・監督。掲示板の方で話題になってたのでビデオで観た。 挫折した元ボクサーの中年男ビルが2メートルの巨大えびをボクサーにしたてボクシングの 興業を仕掛けようとするお話。普通タイトルとこの物語を聞いただけで、どんな馬鹿げた 映画…