2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

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今日で2万越えです。これが遅いのか早いのかはよく判らないけど今後もまた宜しく お願いします。キリ番は自分で踏んでしまった…。

「THE JUON/呪怨―ハリウッド版呪怨」大石圭 角川ホラー文庫

映画は1作目のリメイクだし必然的にノベライズも同じ話になるわけで、ついこの間 日本版観てノベライズ読んで今度は一部登場人物が外国人に変わってるだけの似たような 話を読むのはさすがにちょっと辛かった。今回は大石圭が膨らませた部分も あまりないか…

「セルラー」

千日前セントラルにて観賞。デヴィッド・エリス監督。もともと「ネバーランド」を 観たくて出掛けたのだが劇場に着いてみたら公開が終っており、やけになってそのまま 現在公開中の「セルラー」を観て来たわけ。高校教師ジェシカ(キム・ベイシンガー)は ある…

「呪怨」「呪怨2」大石圭 角川ホラー文庫

映画「呪怨」のノベライズ。 過去にあの家であった惨劇は一体何だったのか?とか奥菜恵は最後に何故ああいう運命を たどるのか?だの、そもそも呪われた人ってなんでおかしくなっちゃうの?といった疑問が これを読んでやっと判った。なるほど、そういうこと…

「呪怨」

清水崇監督、奥菜恵主演。先日の放映をビデオ撮りしておいたので今日観た。郊外の ある家はどうやら過去に惨劇があったらしく関わった者は怪死や行方不明をとげてゆく。 細かいエピソードを積み重ねていく構成で毎回怪異に襲われる主人公が変わっていく作り…

web拍手設置

web拍手というものを導入してみました。 簡単に言いますと、今までメールや掲示板を利用しないと伝えられなかったwebサイト(ホームページ)管理人への応援の気持ちを、ボタン一つだけで伝えることを可能にするために開発された、webサイト管理人と閲覧者を…

「時の剣 隻眼の狼王」赤城毅 光文社カッパノベルズ

柳生十兵衛が魔人と手を組み三匹の魔物を従えて江戸の世に戦乱を巻き起こそうと するわけで、おお!これは山田風太郎「魔界転生」の逆バージョンだな。*1 じゃ十兵衛と対決する者は?というわけで本書のヒーロー、無斬祭之介が登場。 かなり好みの話で剣戟は…

「小説ルパン三世」 原作・監修モンキー・パンチ 双葉ノベルズ

「ルパン三世」を5人の作家(大沢在昌、新野剛志、光原百合、樋口明雄、森詠)が競作した アンソロジー。大沢在昌が次元大介主役のガン・アクションというのはいかにもだし、 光原百合は金庫師との対決を描くミステリー。樋口明雄は山林のサバイバル活劇、森詠…

「伝奇城」朝松健、えとう乱星・編

全編書下ろしの伝奇時代小説アンソロジー。分厚い600ページ近い文庫で全十編、どれしもレベルが高く時代伝奇に対する気迫が漲っている。おれがこのジャンルが大好きというのも あって久々に読書の楽しみを満喫した。短い中に大胆な仮説と悲恋、秘術を尽くし…

今日は…

…おれの誕生日です。

「酒気帯び車椅子」中島らも 集英社

商社マンの小泉はヤクザの脅しを撥ね退けたばかりに暴力によって体を破壊され足を失い 妻を殺され娘は連れ去られた。車椅子が必要になった体で小泉はヤクザに反撃を仕掛ける。 中島らもの遺作にして「初のバイオレンス」小説。お話がストレートな分、著者ら…

「無音潜航」池上 司 角川書店

三月公開予定の映画「ローレライ」が待ち遠しい。福井晴敏の原作「終戦のローレライ」が 素晴らしい作品だったし映画の公式サイトの予告編を観て期待は高まる一方だが公開までは まだ一ヶ月あるので同様の緊迫感溢れる潜水艦の戦いを描いた作品を読みたい。…

「薩摩隠密行―一心剣」田中光二 徳間文庫

前作は中途半端な終り方だったのでぶつぶつ文句を言ったが(id:uminekob37:20041004) 続編が出たか。今回は秀頼の嗣子を薩摩まで送り届けるという要人護送の話がメインに 据えられており、この手のロード活劇を得意とした冒険小説作家だけに手馴れたもの。 前…