インターネット症候群を自己診断してみた
http://www.networkworld.jp/midnight/-/50490.html
①自閉型RSS強迫観念
RSSで更新が告知されたWebサイトは、チェックしないと気が済まないという症状。未読が数件たまるだけでイライラする。すべてのニュースに目を通さないかぎり、1日が始まらない。「複数のRSSリーダを使い分けている」「毎週何件かは新規のRSSを登録している」などの症状が出始めたら、用心したほうがよい。
はてなRSSリーダーとeクルーザーを使っている。はてなの方は便利だと思って
作り込み使いこなせていない。未読だらけだ。ティッカータイプのeクルーザー
は電光掲示板のように見出しが流れるのでニュースのRSSを読み込ませている。
本文記事を読なくとも社会の動きを把握した気になるので有難い。
②mixi中毒
初期症状としては、「少しでも時間があればmixiにアクセスしてしまう」「赤いテキストに過剰反応する」「他人の新着日記にはコメントを残さないと我慢できない」などがあげられる。病気が深まると、「マイミク増加型」「コミュニティ増殖型」「コメント巡回型」などの特異症状に分化する。
最初はいろいろコミュニティに参加したり、mixi日記を書いていた。現在は
内輪の連絡所と割り切っている。外部ブログとしてこのダイアリーを登録中。
③ブログ失調症
ブログ運営者がかかりがちな疾患の一つで、「目にするものすべてをネタにしなければ気が済まない」という病気。ネタがないときには、自身や家族をネタにするなどの自虐的な行動を取ることもある。「ファンを大切にせねば」という強迫観念と矜持(きょうじ)が異常に強く、発病すると、家族や友人にとってかなり迷惑な存在となる。
家族まで巻き込みはせんが確実に症状があると思う。しかし家族や友人に
とって迷惑な部分は以前からある。本来の気質ではないか?ネタのあるないに
関わらず自虐的な行動を好む。「ファンを大切にせねば」という気持ちは
大いにあるがそれほどアクセスの多いダイアリーではなく、それなりの努力が
あってもいまいちかっこよくない。
④掲示板型ストレス障害
インターネット症候群の中でも、比較的低年齢から感染する病。水を得た魚のように、巨大掲示板に自己表現の場を求める。なお、行き過ぎるとあちこちの掲示板でたたかれることになるが、たたかれているうちに、自己の守備力が向上する「自虐タイプ」と、戦闘力が向上する「好戦タイプ」とに分かれる。社会人の感染者は、自覚症状があってもほとんど他言することがないため、正確な感染者数は謎につつまれている。
もともと巨大掲示板で自己表現していた。過疎板だったため叩かれることが
比較的少なくて済み症状は軽いのではないか。そのかわり守備力戦闘力共に
身についていない。
⑤ネカマ性同一性障害
メッセンジャーやチャット、掲示板、SNS、ブログなど、あらゆる局面で男女双方のキャラクターを使い分け、己の性別が不確かになる病気。本来の性同一性障害は精神疾患の一種だが、ネカマ性同一性障害の場合は、おもしろ半分でキャラクターを作る患者も多い。ネカマ(ネットおかま)に変身すれば、上手に女性に近づけるのではないか…という下心から感染する患者もいる。
下手にキャラを作るより素でいた方が面白い人なので余計なことはしない。
自覚しないでいいことを自覚している。
⑥オークション型慢性疲労
早朝でも深夜でも、ネットオークションで気になる商品を落札するのに余念がなく、慢性的に疲労がたまる病気。「スナイピング」と言われる、ラスト数分の攻防に命をかけている。なお、出品型の症状の場合は、経済的な利益をもたらす場合が多く、家族にも好評だ。
競争を避ける性格のため全く症状なし。
⑦ネットゲーム強迫症
ゲームのことが気になって、勉強も食事も手に付かなくなる病気。複数のキャラをきっちり使い分けて、自分の存在感を出すなどの特技を持っている。主に中高生がかかりやすいが、大人になってから旦那さんが感染すると、奥さんが出会い系サイトに逃避してしまったりする場合もあるので、注意が必要。
ネットゲームをやったことがない。というよりこの症状に陥りやすい性格だと
思っているので入念に避けている。
⑧出会い系猿
何度だまされても学習できず、次のアタックをしてしまう不治の病。無料の掲示板にいるつもりが、いつの間にかクレジットカードで膨大な金額を支払っているという例も多い。金銭的なダメージはかなり強烈で、家族に1人でも感染者がいると、家庭崩壊を招きかねない。
いくらなんでもこの症状は全くない。出会い系に行くより地道にダイアリーを
付けていたほうがよっぽどいろんな人に出会える。かといって、それ目当てで
ここをやってるわけではない。
⑨ダウンロード依存症
P2Pソフトなどを多用し、回線速度をギリギリまで利用してデータをダウンロードすることに生きがいを見出す、危険な病気。大容量ハードディスクやバックアップメディアで武装された高機能PCを標準装備しており、学生よりも社会人に感染者が多い。重病者になると、24時間体制で不法ファイルやアダルト動画をコレクションしている。
ブックオフ100円均一で読む気のないシリーズ本を買い集めたりするのは似た
症状かもしれない。しかしインターネットと直接関係ない。
⑩ネットショップ浪費癖
衣類、食物、家具、文房具、PCやパーツ類、書籍やDVD など、ありとあらゆるものをネット上で買ってしまう病気。近所に安売りしているスーパーがあるのに、出不精なのか趣味なのか、わざわざネット上で買物をする。ネットをフル活用して生活を豊かにしているつもりが、実は送料で家計を圧迫している。
ネットでいまだ買い物をしたことがない。その癖自分のダイアリーには広告を
貼っている。
自己診断してみるとインターネット症候群、症状は重くはないようだ。一番の
問題はおれ自身の根本的な人間性にあるらしい。・・・よく考えたらそっちの方が
深刻じゃないか。
「最低の小説」が持つ破壊力
「Deep Love―アユの物語 完全版」
「読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド」(ロッキング・オン刊)で
大森望が「今まで読んできたあらゆる小説の中でこれが最低」と発言していた本を
選んでみる。一体どんなにヒドい内容なのか?読み終わった今、猛烈な吐き気を堪え
この文章を打っています。脇腹の辺がキリキリ痛みます。本当です。
おれが今まで読んできた中でもこの本は最低でした。
とにかく性交の場面が多くあまりに汚らしい書きようで、読んでいて眼が穢れるような
気がした。小説の形すら出来てない文章でもってシャープペンで太ももを突き刺す、
飛び降り自殺があって脳みそが飛び散るだのエグいのなんの。もうエログロだ。
いちいち言葉の選び方がえげつないので気が滅入る。地の文でオヤジが、ババアが
どうしたなどと書いてあるのは殺伐として神経が削りとられる。菊川怜はこの本で
ピュアな愛に触れたらしい。おれはゾッとする冷酷さを感じてしまい恐ろしいのだが。
本を閉じて今、一人でいるのが辛い。なんなのだこの気持ちは。
本当に吐きそうなんだよ。