2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Amazonギフト券欲しい!

http://www.hatena.ne.jp/info/amazon 思い立ってはてなの有料オプションを購入した。 ちょうど今「Amazonアソシエイト・プログラム始めようキャンペーン」実施中で本の感想ばっか 書いてんだし、ついでにアフィリエイトやっとくのもいいか、という気にもな…

「カーマロカ―将門異聞」三雲岳斗 双葉社

「平将門は未だ生きて甲斐にあり」940年承平・天慶の乱で死んだはずの平将門は異国風の 美女と貴族風の男を伴い甲斐の国に出現。朝廷は追捕氏、僧兵、らを追っ手に差し向ける。 装丁は地味だが中身は骨太の大活劇。矢が飛び交い騎馬が駆け抜ける黒澤映画ばり…

「ブラック・ベルベット」須賀しのぶ コバルト文庫

近未来(?)が舞台のアクション・ファンタジーで黒ずくめの美少女キリがめっぽう強く 拳銃、ナイフ、刀を駆使してバッタバッタと敵を倒していくのが痛快、キメラと呼ばれる 獣人は跋扈してSF調な部分もある。物語はキリを含めた女性三人組のロードノベル風に …

「アンダー・ユア・ベッド」大石圭 角川ホラー文庫 

19歳の頃、同じ大学の佐々木千尋とたった一度だけテーブルに向き合ってコーヒーを 飲んだ。三井直人にとってはそれが人生でもっとも幸福な瞬間だった。9年後、 見つけ出した彼女は結婚し家庭を築いていた。しかし一見幸福そうに見えた千尋は夫の 横暴や暴力…

「ローレライ、浮上」福井晴敏、樋口真嗣 講談社

小説家・福井晴敏と映画監督・樋口真嗣が出会い映画のプロットを共同で創り始めてゆく。 それは小説「終戦のローレライ」と映画「ローレライ」として結実するのだが二つの作品が 誕生するまでの過程を対談の形で綴った内容。これを読むとなぜおれが映画を小…

「1001秒の恐怖映画」井上雅彦 創元推理文庫

古今東西のホラー映画、SF映画をモチーフに綴られた全39編から成るショートショート集。 ホラー&SF映画専門誌「日本版ファンゴリア」に掲載された作品群でかなりマニアックな 映画が題材になっているため敷居が高く元ネタを知らないと判りにくい作品もある。…

「六つのルンペルシュティルツキン物語」ヴィヴィアン・ヴァンデ・ヴェルデ 東京創元社

これはちょっと変わった趣向が面白い本。 「うちの娘は藁から金糸を紡ぐことができます」 父親のそんな言葉が王様の耳に入り、娘は窮地に陥った。 紡がねば命はない。だが、できっこない―― そこで小人のルンペルシュティルツキンが登場し、 助ける「代わり」…

「ローレライ」

天王寺アポロシネマ8にてレイトショーで昨夜観賞。樋口真嗣監督。1945年8月、2発の原爆 が日本に投下され、南太平洋テニアン島では3発目の原爆を搭載した爆撃機が待機、標的は 首都・東京。最後の切り札となった伊507潜水艦の任務は援軍なしでアメリカ太平…