2004-08-08 「鬼剣衆―妖藩記」菊地秀行 光文社カッパノベルズ 読書 信州の山間の小藩、夕城藩を舞台に道場「神影館」の師範、紫暮左近・右近の活躍を描く 「妖藩記」(カッパノベルズ)シリーズ第2作。前作は連作集だっだけど今回は長編。 菊地秀行は最近、時代劇作品を精力的に書いていて今のところ、どれも面白い。 その中でもお気に入りだったのが「妖藩記」で怪談の味付けも効いている。暑さの中、 サクッと読めて次巻がまた楽しみなシリーズ。同時期に同じ作者の時代小説「逢魔が源内」 (角川書店)も出てるのでこれにも期待。