「鬼平犯科帳」1〜6 池波正太郎 文春文庫
ここしばらくずーっと「鬼平」シリーズを読んでいる。池波正太郎は前にもよく読んだ
時期があって「剣客商売」「仕掛人 藤枝梅安」等のシリーズは好きだったが「鬼平」は
最後にとっておこうと手を出さず、いつしか池波作品を読まなくなってしまった。
何を読んでも暑さで頭に入らず中途半端なのに「鬼平」1巻目をなんとなく読んだら癖に
なりおなじみの登場人物も増えてきて今では「鬼平」の江戸に住んでるような気分で毎日
読んでいる。お盆も出掛けるときに持っていき電車の中で一話読んでは風景を眺めたり
していた。池波正太郎読みながら司馬遼太郎記念館に行くのも変といえば変だけどな。まあ
本が読めないとは言いつつも一つのシリーズを集中してじっくり味わえるっていうのは
考えようによっては充実してるのかもしれない。その他更新してなかった間に読んだ本の
感想はまた追々書いていくとしよう。