「ソウ―SAW」行川渉著 ジェームズ・ワン, リー・ワネル原案 角川ホラー文庫

ソウ―SAW (角川ホラー文庫)
昨夜は忘年会で飲みすぎ、今日は一日酔いつぶれていた。「オールド・ボーイ」も大阪では今週中に上映が終ってしまうから劇場で観れそうにない。もう一本観たかった映画が
「ソウ」で、これまた公開中に劇場に行けないからノベライズを買ったんだが…。
二人の男が目が覚めると広いバスルームのような部屋で足首を繋がれていた。真中には
自殺死体と二本のノコギリ、一発の銃弾がある。状況のわからない二人が
テープレコーダーを見つけ再生すると「6時間以内に相手を殺せ。さもないと…」と
メッセージが鳴り響く。
冒頭のシチュエーションが魅力的なのに全編短調な文章でスリルもサスペンスも
あったもんじゃない。結末にひねりもあるがこれは映像じゃないと効いてこないだろう。
オールド・ボーイ」はノベライズの「あとがき」に気迫を感じたから読んだし内容も
良かったけど、今回は間に合わせだけでノベライズ読んだから結局損しちゃったなあ…。
ビデオレンタルに並ぶまで我慢するんだった。