2005-07-04から1日間の記事一覧

「死神の精度」伊坂幸太郎 文藝春秋

7日間、対象の人物を調査し「死」を実行するのに適しているかどうか判断し 報告する「死神」。その死神の一人である千葉。彼の視線から語られる6つの人間模様。 表題作は日本推理作家協会賞を短編部門で受賞している。 どの作品にも魅力的な謎があり、収録作…

「アイスウィンド・サーガ 〈3〉水晶の戦争」R.A.サルバトーレ アスキー/エンターブレイン刊

「魔法の水晶」編完結ということで大軍勢と悪魔を撃退し町に平和が戻る。 けれど序章が終わったてなもんで本当の大冒険がいよいよ始まる、てとこで また「つづく」。去年の10月に1巻読んでやっとかよ…。 最後まで付き合うから、もうちょっと刊行ペース早くし…

「乙女軍曹ピュセル・アン・フラジャーイル」牧野修 ソノラマ文庫

宇宙標準暦10414年。人類はもはや、宇宙の片隅に追いやられていた。 かつて、人類が惑星開発や病人介護のために造った「擬人種」に支配されていたのだ。 そんな中、辺境の惑星に住む敬虔な少女、ピュセルが「神」の啓示を受けた。 人類を解放せよ、と。少女…