部屋の整理 もう戻り道はない

uminekob372006-04-02

整理を始めて3日目の状態。もう整理をしているのか余計に散らかしているのか自分でも
わからなくなってきた。睡眠をとっていないから頭が回転しない。もともとこれだけの本を
一部屋に納めてたのに無理があったのだ。崩せばとっ散らかるに決まっている。こんな当然
のことに今まで気が付かなかったのが問題である。足の踏み場は無くなりそれでも歩き回る
と画鋲を踏むこと数回。本どころか私物がどこにあるのかすら見当が付かなくなってきた。
終らせないことにはどうにもならん。だがいつ終るのだ?とても一日や二日で終るような
もんじゃない。とんでもないことを始めたことをやっと理解した。しかしこの状態ではもう
引き返せない。本の上や隙間に溜まった埃が舞い息苦しい。だんだん肌がかさついてくる。
ところでなんで部屋が揺れてるんだろうな?揺れてるんじゃない。おれが眩暈を起こして
いるのだ。そういえば換気すらしてなかった。いかん。このままでは倒れる。寝よう。


寝る前に風呂に入ろうと服を脱ぎ鏡を見ると、そこには自分と別人が映っていた。
おれ髪の毛、脱色してたっけ?なんと埃が積もって茶色に変色していた。手足は汚れで
どす黒くなり、食事をちゃんとしてないから頬はこけ、不精髭が伸び放題。目に見えて
やつれている。眠らないと危険な状態だったのだ。一風呂浴びてさっぱりはしたが寝る場所
がない。仕方なく廊下に布団を敷きもぐり込む。この廊下で眠るという行為はこの後、数日
続くことになる。(つづく)