「スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲」日曜洋画劇場

スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
新シリーズ2作目「クローンの攻撃」に続き今夜は旧シリーズ2作目の「帝国の逆襲」の放映。
お話に恋愛の要素が絡み、二手に分かれた登場人物のドラマが交互に語られるという
点では「クローンの攻撃」と「帝国の逆襲」は良く似ている。今日の放映はかなり白けた
気分でテレビに向かったのだが観ているうちにぐいぐい引き込まれた。
新シリーズにはまるっきり無くなった重厚な戦争映画のムードがたまらんし、この作品の
ダース・ベイダーは画面に出てきただけで圧倒的な威圧感があって恐ろしい。
ハン・ソロレイア姫の恋愛描写も堂に入ったもの。ルークの修行の「静」と宇宙で
追撃戦を演じるハン・ソロの「動」2つのドラマがメリハリが効いていてクライマックスで
両者が一つになり大きな流れとなったところで「つづく」てのも憎い。
公開当時次回作が待ち遠しくてたまらなくなったもんね。出来れば「クローンの攻撃」で
こういう気分を味わいたかったよ…。
今の目で見ればライトセーバーの闘いがトロくてしょぼかったりするんだけど
ファルコン号が宇宙空間を疾走すれば同じ勢いで物語が動いていくのが心地よい。
仕様は旧式でも「帝国の逆襲」、展開のスピードじゃいまだにシリーズ最速を保っている。