四天王寺 春の大古本祭り

行ってきました。四天王寺はたまに行くのに毎年恒例という境内の古本市は今回が初めて。
小雨が降ってたんで大丈夫かな？と思ったらなるほどテント張って店を出してるのか。
なんでも「大阪で行われる古本市としては一番大きな規模の青空古本市」だそうで。
お線香の匂いが漂い物静かな中、ときどき鐘の音が響いてくるし時間の流れがゆるやかな
ムードでなんとも気持ち良い。四天王寺に来ると亀池をを見物するのが楽しみ。晴天だと
死んでるんじゃないか？と思うぐらい亀が甲羅干ししたまま動かないんだけど、雨のせいか
今日はけっこう泳いでいた。先日読んだ北野勇作「人面町四丁目」の四話目でこんな感じの
場所が出てきたな。ここの亀は人を食べたりしないけどね。見てるとのんびりした気分に
なれます。

いよいよ本降りになったのでこの辺で引き上げ。平台の本を慌てて片付ける店主さんが
ちらほらと…野外は大変ですな。本日の収穫は掘り出し物というほどでもないんだけど
今日は雰囲気楽しみにいったようなもんだし、これでいいのさ。この古本市は5月2日まで
開催しています。